メーカー:パナソニック株式会社
型 名:EFA15ED/10HS
製 造:?(購入は2013年8月) Made in インドネシア
ロイヤルホームセンター加古川店で740円でした。
密閉器具に対応しています。
蛍光管の弱点として点灯直後の暗さがありますが、補助として
内部に白熱電球を押し込む事でカバーしています。
■仕様■
光束:700ルーメン
色味:昼光色
寿命:13,000時間(点灯寿命:40,000回)
電力:10W
外見上は普通の電球型蛍光灯にしか見えません。
温度センサー取付けはこんな感じです。
実験時間は約1時間50分×3回です(データ取得間隔は1秒)
まず目に付いたのは点灯直後ですね。
消費電力に関しては他の電球型蛍光灯でも瞬間的な上昇が見
受けられますが、公称値の3倍以上まで跳ね上がっています。
しかも瞬間的ではありませんのでクイックランプの影響によるも
のだと思われます。
温度はカバーがある為か低めに推移していますね。
グラフから点灯直後を抜き出してみました。
点灯開始から約55秒、消費電力が跳ね上がっていますね。
何度か試しましたが、クイックランプの点灯時間は一定してい
ません・・・時間で点灯/消灯してるわけではなさそうな?
公称消費電力は、点灯直後で見ると大きくオーバーしてるます
し安定度で見ると10%以上下回っています。
どういう条件でこの数値を公称値としたのか疑問ですね・・・
とりあえず動画を撮影してみました、
液晶画面の数字は消費電力です。
点灯直後、一瞬電球色になった後で昼光色になっていますが
実際にはクイックランプも点灯しており混合色です。
30秒過ぎに色が白っぽく変化、その後で消費電力が下降し
ているのがわかるかと思います。
(カメラはフォーカス以外の自動補正を全部オフにしています)
電圧との相関を見てみましょう。
わかり難いので点灯直後をカットして縦に広げてみました。
アバウトですが電圧1Vで消費電力が0.1W程度変動してます。
照度を見てみましょう。
確かに点灯直後は普通の電球型蛍光灯より明るいです。
でも、クイックランプが消えてからも消費電力は下降を続け、そ
れに伴い照度も下がっています。
結果的に、最初が明るく徐々に暗くなってる感じがしますが・・・
アイデアとしては面白いし実際電球型蛍光灯の欠点をある程
度カバーしているのも事実です。
が、トイレなどのように点灯時間も短く頻繁にオンオフを繰り返
す場所ならLED電球を使えばよく、居間などのように長時間点
灯させておく場所なら最初の数十秒にそこまで拘らないでしょう。
LED電球が普及した為に中途半端になってしまった不遇の製品
という表現があってる気がします。
あと、公称消費電力の数値自体もちょっと?な気がします。
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