2014年2月20日木曜日
「利益は1円もいらない!」と豪語した孫社長、電力小売りに参入
ソフトバンクが電力小売りに参入
ソフトバンクグループが今春にも企業向けの電力小売り事業
に参入することが31日、分かった。
再生可能エネルギー子会社「SBエナジー」が発電した電力を
その子会社を通じて販売する。
電力小売りの全面自由化が予定されている2016年からは
一般家庭向け販売も始める計画だ。
新電力として小売り事業を行うのはSBエナジー子会社の「S
Bパワー」、経済産業省に昨春届け出て、12月に商号変更した。
SBエナジーは電力会社の買い取りを見込み太陽光発電など
の設備を各地に建設、一部を自前で販売する。
(産経ニュース2014.1.31 10:08)
2011年、孫社長は太陽光発電に関して
・この産業に参入する人がボロ儲けするようなルールをつくっちゃいけない
・40年間利益は1円もいらない
と豪語されていたと記憶しています(こちら が詳しいですね)。
結果どうなったかと言えば、太陽光発電バブルで安い中国製
のパネルを使った計画が乱造されただけでした。
先日破綻したスマートソーラーインターナショナルのように、新
技術の芽は一気に流入した中国製パネルに駆逐されつつあります。
電気代や税金で中国メーカーのパネルを買い支え、バブルに
群がる一部のメーカーに金を貢いだだけですね・・・
そして孫社長は自然エネルギー財団なる団体を設立し会長の
ポストに納まり発言権を増し、ルール作りを主導しつつSBエナ
ジーで自社の儲けはちゃっかり確保した上に
電力小売りにも参入しもっとボロ儲けです
Twitterで応援してる人はいいように利用されてるだけですね。
そもそも天候に左右される太陽光発電は単体で基幹電力にな
り得ないばかりか実は邪魔なだけです。
なんせ電気は基本的に貯蔵できないので、発電コストを最小
化するには必要量を無駄なく発電する必要があります。
消費量≠必要量+余裕=発電量
≠をどれだけ=に近づけるか、その為に消費量を予測します。
ところが、太陽光発電は変動が激しいので予測が大変・・・結
果的に余裕を大きくとる(無駄が大きい)のでコストアップです。
太陽光発電に関しては、時間毎の発電量で契約し、下回る場
合は逆に違約金を請求する制度にしたらいいと思います。
そしたら事業者も責任をもって発電量を調査するでしょうから。
そういえば孫社長は「韓国は原発で電力が安く安定している
」として韓国にデータセンターを設立してます。
おかしな話です・・・
電力ネタ関連は こちら です。
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