
メーカー:Apple
型 名:MC547J/A (Apple iPod touch 64GB)
製 造:?(購入は2011年1月)
前回の実験 で気になる点がありましたので追加実験です。
ちなみに前回のグラフはこんな感じです。
実験時間は約2時間25分(データ取得間隔は32秒)
%E2%91%A1_R.jpg)
何が気になったのかと言うと・・・
1.32秒平均してこんなきれいなグラフ?
(瞬間的にはもっと乱れてるような気がする)
2.AppleHPの説明と符合しない

手元にあるんだからとりあえず再実験してみました。
実験方法は前回と同じ、電源ボタンを押しても反応がなくなる
まで使い切ってから充電しています。
実験時間は2時間20分です(データ取得間隔は16秒)。
2%E5%9B%9E%E7%9B%AE_R.jpg)
・・・なんか違う
前回のグラフにも時間をいれるとこんな感じです。
%E2%91%A1_R.jpg)
そもそも山の数も違いますし1回目に気づかなかったオレンジ
の部分が現れています。
これはデータ取得間隔の差によるものなのかどちらかの実験
に問題があるのか・・・
そ・こ・で
Watts Up? Proからのデータ取得についてちょっと変更しました。
1回の実験途中に何度かPCへのデータ転送を行い、同じ実
験の中でデータ取得間隔の異なるデータを作成する。
は?って感じですよね・・・
消費電力測定に使っているWatts Up? Proなんですが、設定を
〝Automatic〟にするとメモリ残量に応じて勝手にデータ取得
間隔を変更しているようです。
1秒→2秒→4秒→8秒・・・
たぶん隣のデータとの平均にしていってるだけだと思います。
なので、1秒のデータを持ってる時→2秒のデータを持ってる時
~32秒のデータを持ってる時までの各段階でPCへデータを転
送すればそれぞれのデータ取得間隔でグラフが作成できる?
早速実験・・・なのですが、どのタイミングでデータ取得期間を変
更しているかわからないので適当に何度かデータ転送しました。
結果的に1秒の取得は失敗 orz
でも2秒・4秒・8秒・16秒・32秒で取得できました。
※全て同じ1回の実験なので基データは同じです
データ取得間隔2秒(実験開始から1時間20分)
0708_2%E7%A7%92_R.jpg)
青い四角の枠内を拡大しました(約20分)。
0708_2%E7%A7%922_R.jpg)
約3分毎に消費電力が下降しており1回目・2回目のグラフは
実態を正しく反映できてない事がわかります。
データ取得間隔4秒(実験開始から2時間40分)
0708_4%E7%A7%92_R.jpg)
データ取得間隔8秒(実験開始から7時間30分)
0708_8%E7%A7%92_R.jpg)
データ取得間隔16秒(実験開始から11時間30分)
0708_16%E7%A7%92_R.jpg)
2回目と同じようなグラフになりました。
データ取得時間32秒(実験開始から11時間30分)
0708_32%E7%A7%92_R.jpg)
1回目とそこそこ似ているグラフになりました。
数値はデータ取得間隔内の平均値なのですが、Watts Up? Pro
の電源投入時からになりますので測定開始のタイミングによっ
て32秒の区切り方が異なります。
そこから誤差が生じます。
1回目があれほど綺麗なグラフだったのはある意味ラッキー?
1回の充電での消費電力量は1~3回目全て6.8Whでした。
MC547J/A (Apple iPod touch 64GB)のバッテリー容量は3.44
Whらしいので容量に対し充電の消費電力量が大きいですが、
充電に使用したDN-USB4の変換ロスと考えられます。
Appleの充電段階の説明と合致しない点については疑問のまま
ですがグラフについては納得する事ができました。
データ取得間隔によって見え方がここまで変わるのは驚きです。
より実態を正しく理解する為には
可能な限り間隔を狭くしないと実態が反映されない
という事ですね。
パソコン・周辺機器の消費電力測定履歴は こちら です。
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