2014年8月14日木曜日

LE-LA01L (ツインバード LED電球 40W相当電球色)



メーカー:ツインバード工業株式会社
型  名:LE-LA01L
製  造:?(購入は2014年1月) Made in Taiwan

Amazonマーケットプレイスのダイジョウ商店780円でした。


管理人的には、ツインバードといえば所謂ジェネリック家電の草
分けというイメージがあります。
バルミューダのパクリっぽい扇風機とかも販売してるようですね。



■仕様■
光束:240ルーメン
色味:電球色(3000K)
寿命:30,000時間
電力:7W

パッケージや本体に光束表示が全くないという謎の仕様です。
寿命も中途半端な30,000時間・・・


密閉器具・調光器具とも対応です。



形状はレフ型っぽいのですが、ボール型と表記されています。
かなり変形したボールですね。



カバーの透明度が高いので内部が透けて見えています。
形状とカバーの透明度の高さからわかる通り、拡散性はなく正
面方向に偏向した配光特性になっています。



シールを貼付していますが・・・皺だらけのやっつけ仕事ですね。


HJ9J061 とありますが製造ロットかな?


温度センサー取付けはこんな感じです。
センターが窪んだ形状はセンサーの固定が難しいので嫌い・・・





チラつき確認です(カバーを取り外しています)。

Panasonic DMC-LZ10 の液晶画面を Nikon COOLPIX S30 で撮影

普通に点灯した様子を撮影するとこうなります(カバーあり)。




実験時間は約1時間50分×3回です(データ取得間隔は1秒)


消費電力は公称値に対して点灯直後最大0.2Wオーバーして
いるものの、すぐ公称値以下になり6W以下で推移しています。
温度は7Wクラスとしては優秀・・・といいたいところですが、そも
そも光束がメッチャ低いしバカでかい形状を考えると当然です。


電圧との相関を見てみましょう。


特に相関はなさそうです。


照度を見てみましょう。


15分経過時点でも照度が下降し続けています。
40W相当とありましたが、この結果をみる限り直下でかろうじて
クリアするレベルです。
40Wの白熱球とか40W相当の電球型蛍光灯の代替で使うとか
なり暗く感じるでしょう。


数値だけでみると特に問題はありません。
但し、効率は一般的なLED電球の半分程度とめっちゃ悪いです。

特殊な形状・直下に偏光した特性・サイズに相応しくない光束
の低さから考えると、一般的な用途では選択肢になり得ません。
レフ形の代替として考えた場合でもここまで光束が低いのは既
に時代遅れの感が否めません。
ツインバード工業のHPにはLED電球自体が掲載されてない事
からすると既に流通在庫のみ?

とはいえ、光束が低い(発熱量が低い)上に過剰とも思えるほど
の放熱構造なので、できるだけ温度上昇を抑えたい・周辺温度
が高めという場所なら検討してみてもいいかも知れません。

それにしても・・・この形状ってボール型には見えないのですが。


分解投稿は こちら です。

電球関連の総合リンクは こちら です。


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